アロマセラピー（aromatherapy）とは、様な芳香植物から抽出された100％天然精油（エッセンシャルオイル）を利用して行う療法で、代替医療のひとつです。

アロマ（aroma）は、香り。
セラピー（therapy）は、治療。

アロマセラピーは、日本語では芳香療法と訳されます。

香りが人の健康状態に大きな影響を与えることはよく知られていますが、香りを利用した治療法は古代より行われてきました。
それが、近年、アロマセラピーとして体系化され、現代では多くの研究者や医療従事者などがアロマセラピーに取り組むようになり、科学的な研究がその効果を裏付けしています。

アロマセラピーは、美容を目的としたエステティック・アロマセラピーと、病気の治療や症状の緩和・改善を目的としたメディカル・アロマセラピーに分けることができます。

メディカルアロマセラピーは、治療以外にも介護や看護といった領域で用いられています。
手軽な方法で効果を得ることができますが、反面、副作用をもたらすこともあります。利用には注意が必要で、効用や作用について充分な知識が必要になります。